

「木の宝石」と讃えられ、マホガニーやウォルナットとともに世界三大銘木に数えられるチーク。
木肌の美しさと用材としての優れた耐久性から、古くから家具や高級船舶用材として使われてきました。
ベルサイユ宮殿を彩っていた家具や、世界初の国際列車として有名なオリエント急行の車体、
イギリスの客船クウィーンエリザベス2世号の内容にもチークが使われていました。

チークには、良質の油分が含まれているため、ワックスをかけたような光沢感としっとりした感触があります

特有の香りがあり、それもまたチークの特長となっています。
木目は真直ぐで、色合いは時を重ねるほどに美しく風格ある飴色に変化します。
ゆったりとした経年変化を、人生の移ろいとともに楽しむのが、
チークという最高級材を使う大きな醍醐味でしょう

●樹種名
チーク(柚木・油木)
●科目
クマヅツラ科Tectonacc属の落葉広葉樹
●産地
インドネシア・タイ・ビルマ等
●性質
材質は堅く強靭で耐久性があり病害虫にも強い。
天然の油成分があって、オイルやニスで手入れしなくても耐久性があります。
